2009/11/23

Toyota

連休は豊田の岩場へ。

目当ての琥珀という課題はまさかの水没・・
激しい水流とともに己のモチベーションも流されかけこのまま帰ろうかとさえ思った。

今や業火の如きモチベーションは空前の灯火と化してしまったので気分転換に大給城址へ。
ここでは大した成果はなかったものの素敵な出会いが。
ドラムの実力八段の羽野さんという方。
とても気さくな方で即打ち解け、流れで連絡先も交換(笑)
ただ登るのもいいけど、こういった"人"との出会いが岩旅をより一層濃いものにしてくれる。
自分もクライマーである以前に人間なんだなあと思う。

二日目。

赤い天狗という、噂では頭痛よりも難しいというスラブ課題へ。
中間部が突破できん・・頭痛と違って点乗り系だな。

そしてここでも面白い出会いが。
原付にマットという独特のスタイルの方。
500kmの距離を来たといったらとても驚かれた。
こんな岩場が近いのには本当にうらやましい。

最後に川のエリアを案内していただいて終了。
そのまま新潟に帰った。

にしても豊田の岩場は周辺の住民の方達ともいい関係が保たれている様で登っていても居心地の良い岩場だった。
何でもシークレットエリアにして外部を寄せ付けず閉鎖的に登るのは簡単。
だけど、そんな排他的なものに未来はあるのだろうか。
豊田の様に歴史の長い岩場でもこうやって良い関係が築けているのはローカルの方たちの絶え間ぬ努力のおかげだけではなく、何か他にそれを支えている大きなものを感じた。

外部から来た人間でも大切に登って、後世に引き継いでいってほしいと思える岩場。
また一つ好きなエリアが増えた。

2009/11/16

伴奏者


この日はすごかった・・。

朝8時から登攀開始。前日に雨が降ったようで地面は濡れていたが強風が吹きコンディションは良さげ。

早速目当ての伴奏者(五段)へ。

適当にアップしてトライ開始!
が、あまりに風が強いためバランスを崩される・・
風が止むのを待ち、三回目のトライ。
思い描いた通り完璧にムーブが決まり、核心も越えた!
そしてまたも吹き始めた風に抗いつつもマントルを返し、サイドガバをとらえそのまま岩の上に立つことができた。

まさか初めての五段がこの課題になるとは・・嬉しさよりも驚きの方が大きかった。

そして宿題だった仲秋(二段)も片付け、神無月には相変わらず敗退しウイスキーボトルの岩へ。

サイトウさんや群馬の方たちと合流し、撮影した伴奏者の試写会をしつつ地獄変(四段)。
前回できなかったスタートもすぐさま解決でき、これは行ける!と思った矢先・・・

スパーン!結晶に指が刺さったまま足がすべって深く指を裂いてしまった。。
テーピングで止血しつつも滲みだしてしまい血でぬめる・・・。

だいぶ凹んだが、ここは気合。
神経を集中させ、奮い立たせる。
指が裂けてからが勝負なんて言っていた頃が懐かしい。

そして右手の持ち方を工夫したら核心のダイク取りもうまくいき、ダイクのマントルもうまくこなし、恐怖のリップ取りへ。
まあ結局、ランジ気味のデッドでリップのカチを掴めたわけだけどあれを外していたらと思うと・・・。
なにより無事登れてよかったー。

そしてその勢いでサイトウさんも冬の日(四段)を登れ、健闘を称え合った。


その後はクジラ岩コンプリートを遂げるため穴会社(二段)。
が、今の指の状態では登れるはずもなく早々と敗退し、石南花へ。

そしてサイトウさんは石南花(二段)、自分は瞳の奥(二段)を登り、再度健闘を称え合った。

数えてみると一日で合計13段登れてた。
群馬の方たちも含めると20段か。
クライミングはグレードが全てじゃないけどやっぱりたくさん登れると嬉しいもんだな。

帰りは群馬の方たちと初ストローハット。ここの炭火焼丼は絶品だった。

2009/11/10

Rampage



〜土〜
K”さんと小川山。まずはビクター。
ここにはかのシャルマ神が設定したというRampageという課題がある。
今日のお目当てはそれ。
前回tryした時に何となく登れそうな気がしてた。
案の定、何度かマントル返せず落ちた後、K”さんの鋭いナビにより良いスタンスに乗れそのまま登ることができた。
マントルでの岩に体をフィットさせる感覚はなかなか類がなく、見た目、内容とも秀逸。
しかし保持よりも絶妙なバランスがキーとなるためなのか登れてしまうと意外にアッサリ。

次にバルカン。
K”さんがtryするので自分は撮影。
もちろんこの課題の唯一の汚点であるファッキンポケッツはフルシカトで。
そしてK”さんも数回で完登。例のごとく左前腕に男の勲章ができていた。

そして再会、ヘブンズゲート。
この課題は前回登れたのだが、実は納得がいってなかった。
その理由は前回は「マットを使って登った」ということ。
内心、この課題は初登者と同じスタイル(マット無し)で登ってこそ完登と言えるものだと思っていた。
初登者と同じスタイルで登ってみてこの課題がどう見えるのか。それが知りたかった。

実際、登る前は激しく緊張していた。
ただ難しいだけの課題を登る前とは違う緊張感。
さらに前回登った時にマントルの体制に入ってしまうとクライムダウンはできないということを知っていた事が余計にプレッシャーとなった。

しかし登り始めてしまうとさっきまで緊張していた体が嘘のように自然と体が動き、いつの間にかマントルを返し、岩の上に立っていた。
こうしてようやくこの課題を完登することができた。
なんだか自分が探していた答えの一片を垣間見ることができた気がした。

日、月につづく...

2009/11/04

冬支度  



文化の日はプラッと塩原。
寒波来てるらしいがまだ秋だし余裕だろって思ってた。
が、そこは塩原。雪もちらつく真冬並みの寒さだった。

沙羅は始終極寒。
寒さに萎えてヒナに転戦。ここは日も当たってまだマシ。
で、数回で完登。やたら核心のピンチが持てた。

最後にオルタナ。
悪い。普通に悪い。極薄カチが悪いんです。
指皮も裂け終了。

帰りは久々に会津坂下の馬刺屋。
冬支度を始めていた店内はどこか懐かしかった。