2015/10/05

モアイフェイス 1ピッチ目 16日目

ランジ手前のフレークにて
モアイフェイス1ピッチ目(ラインとしては2ピッチ目)登れました。
ライン上にボルトは1本も無い、いわゆるトラッドルートです。
グレードは正直よくわかりません、とSNSには書いていましたが5.14a/Rとします。
(より良いムーブが見つかったため、第2登の裕介さんと協議の結果、5.13c /Rへ変更)
ハイボルダーとして捉えたら核心の一連のムーブは三段くらいですが写真の枠に収まらないほどのランナウトが精神的なプレッシャーを助長していきます。
しかし、自分にとって肉体的にも精神的にもとても困難だったこのルートを、グランドアップはかなわなかったもののボルトレスというスタイルを貫き登れたということが最も重要で、自身にとってはもうそれだけで十分な気もします。
クライミング人生で初めての拓いたルートがトラッドルートというのも感慨深かった。

内容ですがモアイフェイス1ピッチ目はツバメの大ハング上のテラス中央付近にあるクラックからスタートします。
10mほどスラブのクラックを登ったら傾斜が前傾壁になり、ここから右上に見えるフレークまでが第一核心。
ちなみにこの傾斜が変わるポイントから右に、錆びたリングボルトのボルトラダーが続いていますが90年代に拓かれた南回帰線というアメリカンエイドルートのもので、途中でホールドがブランクになってしまうのでこちらには行きません。
フレークまでたどり着いたら例の第二核心のランジを決め、真上に見えるクラックに入り、上に見える両手を離せるレッジが終了点になります。
レッドポイント後、南回帰線と同ルートにてモアイの鼻を下からまわってベルジュエールのチムニーピッチ合流点まで登りました。
このピッチも内容があってとても充実したラインでした。5.10bくらいでしょうか。
個人的には結構辛かったんですが...
残るルート1ピッチ目のツバメの大ハングパートを登れば、多少ライン取りは異なりますが南回帰線のフリー化も達成できそうです。
今回、ビレイして頂いたS藤さん、ビレイにも撮影にも付き合って頂いたH原さん、そしてこのモアイフェイスを登るにあたって岩場の歴史や開拓スタイルなど様々なアドバイスをしてくれた諸先輩クライマーに感謝です。

残りのモアイフェイス2ピッチはさらなるランナウト。
特に2ピッチ目はスモールカム+ボールナッツで10m Rですが引き続きボルトレスで攻めていこうと思います。
骨は折れても心は折れないよう頑張ります。


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