2017/01/17

U.K.1

今年の登り初めはUKトラッドでした。
パートナーはイギリス留学中のNao坊さん。

イギリスには移動も含めて10日間ほどの滞在でしたが、そのうち1週間をPeak District周辺で過ごしトラッドクライミングを楽しんできました。
名物といわれるほど雨の多いイギリスのクライミングエリアですが、我々も例に漏れず雨と強風にやられまともに登れたのは4日間ほど。
ちなみにローカルクライマー曰く「この日数登れただけでも奇跡!」だそうですが・・

Gaia (6c E8)

成果としてはUKトラッドの象徴的ルートとも云われるGaia (E8)が登れ幸先良い新年を迎えられました。
上部で想定していたムーブができず、最後のリップ取りで右往左往してしまいかなり肝を冷やしましたが特徴的な見た目と弱点をついた完璧なライン取り、そしてボルトレスの爽快感...
スタイルはグランドアップではありませんでしたが、ほぼムーブも固めず登れたので個人的には大満足。
昔のロクスノでトオル君が「完璧な、芸術的な一本」と評していましたが大いに納得の一本でした。
やはり人の手の加えられていない自然の造形に従う登りは素晴らしいです。
こちらはグランドアップでトライし続けたものの、結局決意の一線が超えれず敗退になりましたが充実したトライを重ねられたので悔いは無しといったところです。また次回。

Unfamiliar (E7)
他にはパートナーのNaoが登った”Not to Be Taken Away”も◎
草原の中にドシッと構えるボルダの、レール状ホールドに導かれ登っていく爽快な課題です。
スタート時のフットホールドの磨かれ具合に歴史を感じた一本でした。
Stanageエリアに行った際は是非。


それにしても話に聞いていた通り終了点含め、何千とあるルート中に本当に一本もボルトが見当たりませんでした。
岩のトップにはボルトはもちろん、立ち木もなく自身のギアで全て作らなければならないのでグランドアップで攻める際はギアをどれくらい使うかの駆け引きがより一層濃くなります。
ちなみに有名なEグレードですが、実はEを表す「Extream」というグレードの下に何種類も区分があるんですね。
これも実際にその辺りのルートを登ってみて歴史の深さを実感。

そしてクライミングトリップの後はパートナーの寮があるBrightonという海辺の町へ。
フラットメイトの方たちも快く迎えてくれ、インドとハンガリーの郷土料理をおもてなし頂いたり、フィッシュ&チップスを食べたりと充実した休暇を満喫。


一日だけバスで行けるクライミングエリアにも行きましたがここもなかなか面白いエリアでした。


スキー、カヌー、アーチェリー、クライミングなどなど、色んなアウトドアアクティビティが楽しめるという独特な雰囲気の中でクライミングも楽しむ、そんなところです。例に漏れずエリアの説明はこちらにおまかせ
当日は雨のあとで岩が乾かずピクニック気分でしたが良い休日でした。

さて、次回の渡英は5月にあるBMCクライマーズミーティング。
今度はもう少し攻め気味で行くつもりです。
憧れの海岸沿いのあのルートも登ってみたいし・・
そんなわけで今年は少し自力アップのためハードボルダやルートを攻めてみようと思います。
ヨセミテリベンジのためにも技術・知識面でも成長します。
クライミング成果としての目標は(垂壁以上の)V155.14後半でしょうか。


本年もよろしくお願い致します。